10月26日の午後、「シルクロードの起点・西安に集う」と題した第2回駐中国大使夫人の西安訪問旅行と、「周至を訪れてパンダに会おう」と題した周至の文化・観光プロモーション会議が西安市の周至県で開催された。
ガボン、ガーナ、マリ、ニカラグアなど、各国の駐中国大使夫人及びパキスタン、カザフスタン、モロッコ、バングラデシュ、ネパール、トルクメニスタンなどから訪問した人々には、今後、パンダのグローバルアンバサダーとして、周至の文化・観光を海外にアピールすることを期待して、周至県文化・観光局「グローバル広報大使」の切り紙細工が贈呈された。
近年、周至県は現地の特色と資源を活用し、「源来周至・多来多福」(水源地の周至を訪れれば福来るの意)という観光ブランドの構築に成功している。沙河水街、楼観観光地、黒河観光地、秦嶺国家植物園、秦嶺四宝科学公園などの観光地が観光客からの人気を集めており、周至県は2023年の「最も美しい農村レジャー観光都市」と「最良の健康・養生レジャー観光都市」に選ばれている。
また、周至県はその全域をカバーする観光を目指し、県内のすべての観光スポットを繋げ、農村観光、探求型学習式観光、滞在式観光により農村経済の発展に拍車をかけている。加えて、秦腔(中国で最も古い地方劇の一つ)や切り紙細工、集賢鼓楽(周至県集賢鎮の民俗楽器)などの無形文化遺産が、中国の伝統的な要素を取り入れたおしゃれな国産品のトレンドを巻き起こした。これらの秦腔や切り紙細工などをモチーフにしたクリエイティブな製品がこれらの無形文化遺産の魅力をさらに広めている。
周至県は今後、「一帯一路」イニシアティブ10周年を機に、農村振興、文化・観光の融合といった周至県ならではの魅力をより多くの人にアピールしていく予定である。
周至県文化・観光局「グローバル広報大使」の切り紙細工が駐中国大使夫人たちに贈呈された
周至県文化・観光局「グローバル広報大使」の切り紙細工が海外からの訪問者にも贈呈された
周至県の秦腔パフォーマンス
切り紙細工のランウェイショー
周至県文化・観光局「グローバル広報大使」の切り紙細工
周至県の茶色いパンダ
黒河観光地