8月26日、中国陝西省の西安市雁塔区人民政府新聞弁公室は、「第14回全国運動会の開催に助力 同心同行保障促進(心を合わせて協力して保障を促進する)」と掲げた記者会見を開催した。管轄地区の都市管理、都市建設、交通部門の責任者は、第14回全国運動会を保障するための取り組み及び成果を説明した。
雁塔区は都市総合整備プロジェクトを実施し、約46.7万平方メートルの建物の正面の外観、210カ所の建物、及び10橋の歩道橋の夜景照明を改善した。49カ所の古い団地を改修し、5万人以上がその恩恵にあずかった。また、24本の架空通信線が完成し使用が開始され、行き止まり道路2本を他道路へと通り抜けできるようつなげ、都市の住みやすさが向上した。
都市の隙間空間に設置された小規模な「ポケット公園」
雁塔区出版社公園の7000平方メートルの緑地帯の整備が完了し、道路の「閉塞部」が市民の「遊園地」に生まれ変わった。小寨公園の占有面積は28.84ムー(約19227平方メートル)、緑化率は64.5%に達している。雁塔区には、現在では70万平方メートル以上の緑地が新たに増え、約31万平方メートルの緑地の再整備が行われ、小規模なポケット公園を26カ所、14.7キロメートルの並木遊歩道が新設され、2万株以上の高木が植えられ、緑が都市の新たな「地色」になっている。
「スマート交通経路誘導システム」電子案内標識に道路状況をリアルタイムに表示
交通面において、雁塔区の都市管理、交通運輸、交通警察など複数の部門は、主要道路の交通状況と駐車秩序の改善に取り込んでおり、「時差駐車」共有スペースを8026台分開放し、「スポンジ駐車スペース(一時駐車スペース)」を1200台分以上増設したことにより、「駐車スペース不足」が緩和した。また、小寨交差点に設置された「スマート交通経路誘導システム」によって、道路交差点下流側の各方向の道路の交通状況を電子案内標識に表示し、スマートで効率的な交通環境を構築した。
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