春のツアー拡大に大きな動き 遼寧省が4種117本のテーマ観光コースを発表、全省587カ所の文化観光地を繋げる

|ChinaNews|Published:2023-02-23 17:31:15

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大連濱海国家ジオパーク(写真提供:大連市文化・観光局)

今年の春、遼寧省は紅色(中国の民族精神をテーマにした観光)、農村、工業、万里の長城をテーマとする観光コース計117本を発表する。うち、紅色をテーマとするコースは64本、農村をテーマとするコースは18本、工業をテーマとするコースは18本、万里の長城をテーマとするコースは17本で、全省の14都市の587カ所を網羅する。先日、遼寧省政府報道弁公室が開いた記者会見では、省文化・観光庁党組書記・庁長の劉偉才氏が、2023「遼寧省を心ゆくまで遊覧(畅游辽宁)」春の観光に関連する状況について紹介した。

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錦州万博園(写真提供:遼寧省文化・観光庁)

遼寧省は、春から政府機関全体およびボランティアチームを手配し、遼寧省の第12回芸術祭、「大地情深」という優秀大衆芸術作品の巡回公演、学校・コミュニティでの無形文化遺産展示、文化・観光フェスティバルテーマの宣伝日、観光プロモーションという5つのシリーズ計106回の文化・展示イベントを開催する予定。

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丹東の虎山長城(写真提供:遼寧省文化・観光庁)

遼寧省は「万里の長城の東起点」という文化IPの構築に力を注ぎ、遼寧省内における万里の長城沿線の文化遺産と生態自然資源を整合し、「万里の長城」国家シーニックバイウェイ(遼寧区間)を建設する。

また、遼寧省は考古と博物館などに関連する事業も強化し、文化財保護や文化財利用を全面的に向上させ、無形文化遺産の系統的な保護を図る。中華文明の本源研究プロジェクトと「考古中国」の重大プロジェクトを実施し、「紅山文化」の保護・研究・宣伝を強化し、「南良渚、北紅山」が中華文明の本源研究プロジェクトにおける相互的な役割を推進し、「紅山文化」の影響力を拡大し続ける。

このほかに、遼寧省は「六地」の紅色文化のコア資源に焦点を当て、紅色資源の調査、等級分け、分類を系統的に推進し、紅色資源の全面的な保護を段階的に強化して、紅色観光のシステムの改善、紅色観光の産業化の促進、紅色をテーマとする観光コースを持続的に計画・普及する。

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