武漢市黄陂区、2024年中国市轄区観光総合実力トップ100に選ばれた

先日、2024年中国市轄区観光総合実力トップ100のリストが発表され、黄陂区が武漢市で選ばれた唯一の区となった。

黄陂区は第一陣の「国家全域観光モデル区」であり、同区によって作り上げられた「木蘭文化生態観光区」の敷地面積は1000平方キロメートルで、「木蘭系」の観光スポットが23カ所あり、そのうち4A級以上の観光スポットが13カ所あり、その数は、中国の県・市轄区で第2位、湖北省で第1位となる。黄陂区は全区の23の重点観光スポットをよりどころに、農村レジャー農園摘み取り体験、田舎生活体験ツアーなどの観光関連サービスを精力的に発展させる。

木蘭草原の民宿 写真提供：黄陂区メディアコンバージェンスセンター

今年6月、黄陂区にある木蘭湖観光リゾート区は国家級観光リゾート区に認定され、武漢市初の国家級観光リゾート区となった。中秋節連休の初日には、黄陂で延べ10万人が訪れ、ナイトツアーが広く注目を集め、「木蘭ツアー」の人気が高まり、延べ59万1900人が黄陂で中秋節を過ごした。

木蘭不夜城の外にある芝生広場でテントを張り、キャンプをする観光客 写真提供：黄陂区メディアコンバージェンスセンター

近年、黄陂区は重要な観光誘致プロジェクトの定着を推進し、観光企業の変革・アップグレードを強力に支援し、観光市場の規模を絶えず拡大し、観光ブランドの構築や観光人材の育成にも積極的に取り組んでいる。今年5月、木蘭花郷景勝地で中国民宿業界のイベント「民宿中国・2024木蘭民宿文化シーズン」が開催され、黄陂の民宿が全国的な注目を集めた。データによると、黄陂の民宿数は2年間で2000軒を突破し、民宿産業に直接に従事する人数は1万人を超え、累計で10億元の総合経済利益を実現した。