秋たけなわの9月、大興安嶺は山々が色とりどりに染まり、「中国の寒極」と呼ばれる根河市は一年で最も美しい季節を迎えている。山一面に広がる色鮮やかな森林が中国各地から観光客を引き寄せ、1日当たりの観光客数は6,000人を超えるなど、観光市場は秋の繁忙期を迎えている。
根河源湿地公園に足を踏み入れると、山林のカラマツやシラカバが織りなす色鮮やかな景観が広がっている。独特な寒温帯の森林景観が観光客を引きつける大きな魅力となっている。中国各地から訪れた写真愛好家やマイカー旅行の観光客が林間の道路を行き交い、大興安嶺ならではの秋の風情を満喫している。
観光客は森林に囲まれた秋の景色を楽しむだけでなく、エウェンキ族の特色ある民俗文化の公演を鑑賞したり、トナカイに間近で餌を与えたりすることもできる。活況を呈する観光市場は、地元の飲食、宿泊、特産品販売、交通など、さまざまな業種の収入増加を直接後押ししている。
観光客の旅行体験を確保するため、根河市は観光サービスの充実と安全対策を一体的に進めている。現地では観光地の管理や道路の交通整理を強化するとともに、観光案内や緊急救援などの関連サービスを充実させ、ホテルや飲食業の衛生管理を強化するなど、観光市場の秩序維持に全力を挙げている。
今後も根河市は豊かな生態資源を生かし、「寒極」の観光ブランドをさらに磨き上げ、質の高いサービスで各地から訪れる観光客を迎えていく方針だ。(文:魯輝 写真:胡民)
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