民俗行事の油絞りの様子(写真提供:中国共産党城歩県委員会宣伝部)
山歌の指導の様子(撮影:陳科帆)
湖南省邵陽市の城歩ミャオ族自治県は、中国に5つある単列ミャオ族自治県の1つで、苗族や漢族、トン族、ヤオ族を含む29の民族が暮らしており、少数民族が総人口の63.8%を占めている。
城歩という名は「水辺のまち」を意味している。中国南部の楊家将文化や巫儺文化が栄えた城歩には、哩拉哩や賀郎歌、溜溜歌、夯土歌など39の民謡があるほか、泥打ちや慶鼓堂、儺戯などの民俗芸能、六月六日の山歌祭など湖南省の無形文化財もある。
秀麗な風景、壮大な山河、輝かしい民族文化を有し、郷土の情緒に満ちあふれる城歩県は無限の魅力を放ち、文化と観光の融合発展のための豊かな資源を有している。
清渓の古民家(撮影:陳科帆)
民俗行事の「竹竿舞」の様子(撮影:陳科帆)
ここ数年、城歩県は生態と文化という2つの資源を活かし、伝統民俗文化を深く掘り起こし、農村振興戦略を積極的に実施し、新たな伝承の手段を探り、革新的な発展に向けた新たな措置を打ち出し、文化と観光業の融合発展という新たな道を切り開いた。