栄誉市民が語る大連 福岡・大連未来委員会 土屋直知委員長:大連には国際交流でウィンウィンを実現させる可能性を秘めている

|ChinaNews|Published:2024-07-05 16:12:02

栄誉市民が語る大連 福岡・大連未来委員会 土屋直知委員長:大連には国際交流でウィンウィンを実現させる可能性を秘めている_fororder_图片1

環黄海経済技術交流会議で発言する土屋直知氏

写真提供:取材対象者

「大連市名誉市民の称号は、私個人への激励と賞賛であるだけではなく、30年以上にわたって大連市の歴代市長、外事弁公室、対外友好協会のご支援のもとで、友好交流の架け橋を務めた福岡・大連未来委員会の歴代の指導者に対する最高の評価でもあります」と株式会社正興電機製作所会長兼福岡・大連未来委員会委員長の土屋直知氏は述べた。

大連・福岡両地域の政府および民間企業による支援があってこそ、福岡・大連未来委員会は成長し続けられる

栄誉市民が語る大連 福岡・大連未来委員会 土屋直知委員長:大連には国際交流でウィンウィンを実現させる可能性を秘めている_fororder_图片2

アジア太平洋こども会議のイベントに参加する大連の青少年

写真提供:福岡・大連未来委員会

福岡・大連未来委員会は、大連と福岡の経済貿易、文化、教育、スポーツなどの各分野における交流を強化し、両地域の市民間の相互理解と友好を深め、経済と社会の共同発展を促進することを目的として、1993年10月に設立された。

福岡・大連未来委員会は2023年に設立30周年を迎えた。同委員会は民間組織として、大連および福岡地域の企業や団体を対象に数多くのイベントサービスを提供し、交流促進と友好親善に努めたことで、大連市政府から高い評価を得た。

「弊社は福岡・大連未来委員会を通じて大連と固い絆で結ばれています。弊社は福岡・大連未来委員会の設立に参画し、これまで事務局として中心的な役割を果たしてきました」と語る土屋氏は、2015年に5代目委員長に就任し、福岡・大連未来委員会を代表して、歴任の大連市長、副市長、大連市外事弁公室、対外友好協会からの支援の下で委員会の活動が円滑に進むことができたことに感謝の意を述べた。同氏は、「今後も引き続き既存のプロジェクトをさらに進展させ、大連と福岡の交流と友好関係の促進に力を尽くす所存です」と抱負を語った。

両地域の友好交流は30年以上にわたって続いている

大連友好経済貿易代表団は2024年2月28日と29日に日本の北九州市と福岡市を訪問し、大連のビジネス環境について紹介した。

栄誉市民が語る大連 福岡・大連未来委員会 土屋直知委員長:大連には国際交流でウィンウィンを実現させる可能性を秘めている_fororder_图片3

写真は大連市党委員会副書記兼市長の陳紹旺氏(右から1番目)と土屋直知氏の記念写真

写真提供:福岡・大連未来委員会

福岡・大連未来委員会は1994年から「大連市投資環境説明会・懇談会」をこれまでに三回開催し、福岡地域の企業の大連進出を促進してきた。

100回以上に及ぶ中日両国の相互友好訪問において、福岡地域は大連市および大連市内の企業と経済・技術交流の面で400件もの提携と交流を続けている。

青少年交流に関して、福岡・大連未来委員会は2005年から19年間、大連の子供たちを福岡で開催される「アジア太平洋こども会議イン福岡」に招待し、彼らと世界各国の子どもたちとの交流を促進してきた。福岡側も大連に子供たちを派遣し、計125世帯の相互訪問を実施した。スポーツ交流に関しては、両地域はともに大連国際マラソンとシティマラソン福岡への参加や、少年サッカー交流を行った。文化・観光交流に関しては、福岡で展覧会を開催するために大連の芸術家を招待し、福岡市民に中国芸術を紹介した。福岡側も大連に代表団を派遣し、経済交流を行うと同時に、大連の観光名所を訪れ、文化・観光交流も実施した。

穏やかな気候、口に合う料理、日本人にとって大連は住みやすい

「1995年、弊社は、福岡・大連未来委員会が開催した投資環境説明会で大連の状況を把握し、大連に進出した最初の日本企業として、大連正興電気制御有限公司を設立しました」と土屋氏は、大連が外資系企業にとって投資環境として優れていると語った。

また、土屋氏は大連が歴史的・文化的遺産や自然生態系を守りながら、都市の急速な開発と現代化に向けた都市づくりを実行する取り組みに敬意を表した。

「大連を訪れるたびに素晴らしい緑化をはじめ、そのまちならではの美しさを感じます。われわれ日本人にとって、比較的高い日本語の普及率や魚介類を中心とした食文化などを持つ大連は、非常に住みやすい環境だと思います」と土屋氏は大連の住みやすい環境を高く評価している。

「金普新区と中日生態モデル区などの地域の成長も実感しました。ワンストップサービスや便利な交通・生活環境は、進出意欲を持つ企業にとって非常に魅力的です」と土屋氏は大連市のビジネス環境に肯定的な視点を持つ。

今後、土屋氏は両地域の友好往来に新たな価値を作り出したいと考えている。土屋氏は大連と九州地方の行政、経済界や民間組織との間の協力提携、両地域間の経済・技術交流、文化・観光・スポーツ交流、青少年交流などを引き続き推進し、「国際交流」におけるウィンウィンの実現を目指す。

Share This Story
Explore ChinaNews
  • Tel:+86-010-68891122
  • Add:16A Shijingshan Road,China.100040

Copyright ©1997- by CRI Online All rights reserved