第10回「カラフルワールド」文化展示交流イベントが北京で開幕

イベントに参加する国内外のゲストによる記念写真

第10回「カラフルワールド」文化展示交流イベントが9月10日に首鋼パーク9号館で開幕した。今回のイベントは北京市人民政府報道弁公室が主催し、「一帯一路」における人的・文化的交流に焦点を当て、展覧・展示や文化芸術パフォーマンス、観光プロモーションなど多様な形を通じて、中国と外国の文化交流のプラットフォームを構築し、文明の相互理解と文化交流を後押しする。

ウガンダのダンスパフォーマンス『ナル・ナル』

スロバキアのパフォーマンス団体が演出する歌『And I'm such a wild girl』

イベント会場では、ウガンダやスロバキア、インドネシアなどの国が各自の特色あふれる民俗舞踊、民族楽器の演奏、独唱などの素晴らしいパフォーマンスを披露した。

インタビューを受けるラトビア駐中国大使Karlis Eihenbaums氏

ラトビア駐中国大使Karlis Eihenbaums氏は、「カラフルワールド」イベントにおいて、北京ひいては中国が国際観光客を惹きつける大きな潜在力を目の当たりにできると表明した。同氏は、北京には世界にアピールする価値のあるものがたくさんあり、特に観光体験や交通サービスの利便性などにおいて、「北京に来ることがないと中国旅行が不完全だ」と述べ、ラトビア国民は皆北京を訪れるべきだと提案した。

インタビューを受けるモロッコ駐中国公使Moulay Zaine EL MOUSSAOUI氏

サービス貿易交易会に参加したのは3回目となるモロッコ駐中国公使Moulay Zaine EL MOUSSAOUI氏は、このプラットフォームを通じて、両国民がお互いの文化に対する理解と認識をさらに深められることを期待すると述べた。

インタビューを受けるスリランカ駐中国大使館参事官Sumudu Wilpatha氏

スリランカ駐中国大使館参事官Sumudu Wilpatha氏によると、「カラフルワールド」イベントは各国が優れた資源を展示する絶好のプラットフォームである。彼女は、両国の国交樹立68年以来、スリランカと中国の関係は常に健全かつ安定した発展を維持し、経済や文化、教育などの分野で協力関係にあると述べ、「今回のイベントを機に、あらゆる分野における両国間の交流と協力をさらに深化させたい」と語った。

特色ある製品を選ぶ観覧者

特色ある製品を選ぶ観覧者

第10回「カラフルワールド」文化展示交流イベントは、サービス貿易交易会の文化観光セクションにおける重要な構成要素であると同時に、北京の対外文化交流における重要な窓口でもある。特色ある文化芸術の展示・上演、観光プロモーション、「パスポートスタンプラリー」などのインタラクティブな形を通じて、「カラフルワールド」イベントは国際的水準と文化的蓄積を兼ね備えた祭典を創り出している。

AIによる「ワンクリックで世界を観光する」インタラクティブ体験と組み合わせ、今回の「カラフルワールド」は「シルクロード漫遊」スタンプラリー、および屋内と屋外の2大会場を結ぶライブ中継連動などの没入型インタラクティブなセクションを新たに追加した。屋内の「炫空間（多彩な空間）」には20の駐中国大使館展示区が設けられ、屋外には新たに「タイムトンネル」、テーマイラスト展、10周年回顧展などが加えられた。中軸線をモチーフにしたシルエットやインタラクティブな装置と組み合わせ、多感覚的な体験空間を創出している。

舞踊劇『五星出東方』の一部『マーケットダンス』

9月11日から14日まで、実施担当機関である北京演芸集団は首鋼パークで、文化芸術の展示・上演、文化・観光プロモーション、インタラクティブな体験など一連のイベントを継続的に実施し、観覧者に曲芸、伝統的な演劇、語り芸、人形劇などの無形文化財に登録されたプロジェクトのパフォーマンスを次々と披露する予定である。