湖南省衡山県:自然と文化の融合、健康養生の地

|CRI Online|Published:2025-11-25 15:07:36

11月21日、第3回衡陽市観光発展大会が衡山県で開幕した。大会は「文化・観光融合、産業連動、全民で共有」を中心に、歴史と現代が融合し、自然と都市が共生する衡山の新たな姿を示した。

衡山渡(撮影:李俊傑)

自然豊かな紫金山景勝地、生態環境が良好で活気に満ちた黄花公園、往時の渡し場の光景を伝える衡山渡景勝地など、近年、「自然と文化の融合、健康養生の地」という独自の基盤を活用し、衡山県は人、景観、文化が融合した文化・観光の勝地となりつつある。

大会開幕前夜、第3回衡陽市観光発展大会の重点視察プロジェクトとして、衡山渡・湘江渡し場民俗文化体験エリアが衡山県湘江のほとりで正式にオープンした。

省級文化財保護指定の「白馬亭」の渡し場建築、川沿いに建てられた「等渡茶館」など、衡山渡ブランド管理部門のスタッフ・黄璇の案内に従い、約1キロメートルにわたる衡山渡・湘江渡し場民俗文化体験エリアを歩くと、『入夢衡山渡』が位置する水上観光文化軸に加え、往時の渡し場の光景や庶民の暮らしの息づかいも岸辺に再現された。

プロジェクトは「一軸・三区・多拠点」を基本構想とし、渡し場の光景、庶民の暮らしの息づかい、民俗無形文化遺産を有機的に融合させ、観光・商業・文化・レジャーを一体化した没入型文化観光エリアを創出する。開業初日の来訪者数は9万人を超えた。

第3回衡陽市観光発展大会の重点視察プロジェクトとして、衡山渡は衡山県が推進する「政府主導、企業運営、市民参加」という文化・観光融合モデルの具体化の場である。衡陽市文化・観光・放送・体育局の担当者は、「このプロジェクトが湘江の渡し場の歴史的景観を保存しつつ、無形文化遺産の伝承と没入型体験デザインを通じて文化的イノベーションを実現し、全省の県域における文化・観光の融合的発展に参考となる『衡山モデル』を提供した」と述べた。

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