湖畔の無形文化遺産「藍印花布」 海外でも人気の東洋美

|CRI Online|Published:2026-03-25 18:00:58

湖南省邵陽県には、千年以上受け継がれてきた藍染布「藍印花布」がある。その伝統は、今や国境を越えて新たな生命力を放っている。

版木を彫る職人(撮影 李媛)

邵陽県藍印文化伝承基地の責任者である楊彩虹氏は、藍染布をアメリカ、イギリス、ドイツ、ロシアなどの市場に展開し、古くから受け継がれてきた東洋の美を世界の暮らしに息づかせている。

藍染布は、かつて「豆乳布」と呼ばれていた。石灰と豆乳を混ぜて作った防染剤を用い、版木に生地を置いて、何度も塗布・重ね染め・灰の除去・洗浄・乾燥を繰り返すことで、素朴で奥深い藍色の模様が出来上がる。明清時代には、邵陽県はすでに華南地域最大の藍染布の生産・販売拠点であり、「藍染布の故郷」として名を馳せた。

かつて藍染布は「時代遅れで用途が限られている」と言われたことがある。しかし楊氏はイメージを一新することを決意し、「改良を重ね、今では2000種類以上の製品を手掛けている」と語る。現在、彼女の藍染布は中国国内に21の販売拠点を持ち、海外市場にも進出している。

2017年には1億6000万元を投じて藍染布の文化クリエイティブ産業パークを建設し、望江湖村に無形文化遺産をテーマにした文化小鎮を創設。「無形文化遺産+観光」モデルを切り拓いた。この産業パークには、年間10万人以上の観光客が訪れ、数百人の女性に雇用機会を提供し、2000人以上の農家の収入増にもつながっている。

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