現地時間10月15日、国連食糧農業機関(FAO)はイタリア・ローマの本部で表彰式を開催し、中国の砂漠化防止活動家である殷玉珍さんが「FAO100ウィメン・ヒーローズ」に選ばれた。この表彰は、2026年世界食糧フォーラムの関連イベントの1つだった。
この世界レベルの表彰プログラムは、2026年「国際女性農業従事者年」の記念として設けられたもので、農業、食糧体系および農村発展の分野で顕著な貢献をした女性を讃えることを目的としている。今回の選考には131の加盟国から609件の推薦が寄せられ、複数回の審査・審議を経て100人の受賞者が選ばれた。殷さんは式典の会場で最後に発表された受賞者だった。
殷さんは受賞の挨拶で、この栄誉は個人のものではなく、多くの人々が手を携えて砂漠化防止と植林を進めてきた成果だと述べた。彼女は内蒙古(内モンゴル)自治区の毛烏素砂地(ムウス砂漠)に40年以上根を下ろし、家族を率いて7万ムー以上(1ムーは約667平方メートル)の造林を行い、800万株余りの木を植えたほか、周辺の住民を率いて砂地治理に取り組み、地域の生態系を改善してきた。
アメリカ出身のロナルド・サコルスキーさんは、フォーラムに招かれて登壇した。彼は世界の女性農業者ヒーロー100人に敬意を表し、殷さんが粘り強く植林と砂漠化防止に取り組んできた経歴を紹介し、会場の参加者に木を植え、環境を守るよう呼びかけた。サコルスキーさんは1999年に殷さんの砂漠化防止活動を写した写真を撮影していた人物である。毛烏素砂地で再会した二人の物語は、以前から世界的に注目されており、中国とアメリカの民間友好交流の素晴らしい模範例となっている。
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