湖南省澧県の城頭山の麓では、千年の歴史を刻む肥沃な大地に、ブドウの蔓が青々と伸び、活気にあふれている。
澧県の6万7000ムーのブドウ畑では、袋掛けされたブドウが、強い日差しの下でたわわに実っている。澧県のブドウ農家・王先栄さんは、「袋掛けには病害虫の予防と、農産物の安全性を高める効果がある。袋掛けをすることで、農薬を使わずに栽培できる」と説明した。
袋掛けをして栽培された澧県産ブドウ 撮影:胡佳怡
また、湖南省澧県には、ブドウの鮮度を保つためのコールドチェーン関連施設が340カ所整備されており、総貯蔵容量は17万6000立方メートルに達する。冷蔵設備や選別・一次加工システムは全国でも先進的な水準にある。収穫から輸送、加工輸出に至るまで、各段階で温度を調整する一貫したコールドチェーンにより、ブドウは長距離の海上輸送を経ても品質を保つことができる。
恒温加工施設でブドウの加工・梱包作業を行う作業員たち 撮影:胡佳怡
現在、洞庭湖のほとりで栽培されたブドウは、コールドチェーンの輸送ルートを通じて海を越え、ロシアやフィリピンなど十数カ国に届けられ、澧県産ブドウならではの風味を世界に広めている。
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