中国西部最強の計算能力を備えた人工知能コンピューティングセンターが中国・西安市雁塔区に

|ChinaNews|Published:2021-09-23 08:48:47

  中国・西安市雁塔区に、未来産業城を本拠地とし、「人工知能+ビッグデータ」産業を主力とする新たな時期の産業発展の方向性が確立された。

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  未来人工知能コンピューティングセンタープロジェクトの建築模型 撮影 柳洪華

  未来人工知能コンピューティングセンタープロジェクトは、雁塔区の未来産業における最初の取り組みである。未来人工知能コンピューティングセンタープロジェクトは、未来産業城、中軟国際、ファーウェイ3社の共同出資により稼働している。第1期のフル稼働により、300P AI計算能力及び80P HPC計算能力を提供することが可能で、年平均直接営業収入は約4000万元である。第2期の研究開発センタープラットフォームの稼働後、人工知能及びビッグデータ産業の方向性に適合する企業を5~10社誘致し、年平均売上高は10億元以上に達する見込みだ。

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  スマートロボット 撮影 柳洪華

  9月9日に稼働が開始された未来人工知能コンピューティングセンタープロジェクトの第1期データセンターには、世界トップレベルの自主制御が可能なフルスタック人工知能計算、高性能計算、及び汎用計算を組み合わせた多元的な計算能力アーキテクチャが導入され、モジュール型データセンターを使用し、人工知能共通計算インフラが構築され、人工知能エコシステムの確立をサポートし、人工知能産業集積地を形成し、西安市のデジタル産業のモデル転換を促進させている。

  未来人工知能コンピューティングセンタープロジェクトには、「人工知能コンピューティングセンター、共通計算能力サービスプラットフォーム、応用革新インキュベーションプラットフォーム、産業集積発展プラットフォーム、科学研究革新・人材育成プラットフォーム」の建設が含まれるが、これらの稼働によって、雁塔区の掲げる「全域を秦創原に」との目標実現の重要な足掛かりを提供するとともに、雁塔区の「一区五都市一基本」戦略に助力し、西安市の発展に助力することが可能になる。

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