中国瀋陽海智イノベーション創業コンテスト2023が先日閉幕し、国内エリアと海外エリアの決勝大会を終え、それぞれのエリアにおいて12件と15件の優れたプロジェクトの実施意向協議が調印された。
海外エリアの決勝大会に参加したゲストの集合写真(写真提供:瀋陽市科学技術協会)
中国瀋陽海智イノベーション創業コンテスト2023は5月17日に正式にスタートして以来、合わせて105件の海外の優れた科学技術プロジェクト、122件の国内の科学技術創業プロジェクトが集められた。予選と準決勝を経て、海外エリアからは35件、国内エリアからは21件の優れたプロジェクトが選ばれ、決勝進出を果たした。
国内エリアの決勝大会のオフライン会場の様子(撮影:張琪)
そのうち、シンガポール国立大学の林煊豪博士のチームは自らが携わる「固形廃棄物のゼロスラグ精錬技術プロジェクト」をめぐる化学工学、応用シーン及び投資・融資などにおける課題について、瀋陽基礎産業建設発展集団、瀋陽航空産業パーク、新基環保科技研究院有限公司及び瀋陽正澤科技集団と深いレベルのマッチング・交流を行い、協力について大筋合意した。
プロジェクトの実施意向協議調印式(撮影:孫壮)
2015年から始まった中国瀋陽海智イノベーション創業コンテストは、9年の開催経験を蓄積し、国内外の科学技術イノベーション・創業プロジェクトを累計2000件以上集め、国内外の科学技術イノベーション・創業のブランドコンテストとしての地位を築くことに成功した。
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