株式会社東奥日報社 取締役会長兼編集長の塩越隆雄氏は、2003年7月に初めて大連を訪れて以来、21年間で20回大連を訪問した。
「初めて大連を訪れた理由は、株式会社東奥日報社の観光企画のために現地を視察・下見するためでした」と同氏は振り返って述べた。
また同氏は、「当時の大連の街の様子、都市の雰囲気、文化や市民の人々が深く印象に残る。2004年に、株式会社東奥日報社は大連日報社と友好協定を結びました」と語った。大連日報社からの協力のおかげで、株式会社東奥日報社は青森県、青森市と大連市の経済・文化交流事業を積極的に推進してきた。
2004年5月18日に行われた株式会社東奥日報社と大連日報社の友好協定締結式の様子(後列右から3番目が塩越氏) 写真:本人提供
大連の発展は対外開放政策の賜物だ。海に囲まれ、広大な土地を擁する東北地区に位置する遼東半島は、立地条件に恵まれており、これらの優位性を十分に活かせば、大連の発展潜在力は大きく高まると同氏は考えている。
2011年10月28日に青森県・大連市友好経済交流委員会がビジネス交流などをめぐって行った検討会の様子 写真:本人提供
2023年2月5日、塩越氏は正式に「大連市名誉市民」の称号を授与された。2024年2月26日、東京で開催された「大連市中日友好有識者懇談会」にて、同氏は陳紹旺大連市長から栄誉証書を贈呈された。
2024年2月26日に陳紹旺大連市長から大連市名誉市民の証書を受け取った塩越氏(左) 写真:本人提供
20年以上にわたって大連の急成長を目の当たりにしてきた塩越氏は、この都市が北東アジアの中心都市になる可能性を秘めていると確信している。
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