このほど第34回大連アカシア祭りが閉幕を迎えた。イベント期間中、日本、アルゼンチン、フランス、カザフスタン、韓国、ロシア、シンガポール、アメリカなど各国から123団体・約900名の来賓が大連に集い、北緯39度の都市がもつロマンチックな魅力を体感しながら、未来への展望について語り合った。
大連国際ウォーキング大会に参加する国内外の来賓(撮影:王華)
2025年「大連国際オープンマンス」の主要プログラムのひとつとして、アカシア祭りでは、「東アジア文化都市10都市大連会議」をはじめ、国際旅行業者視察ツアー、アジア児童絵画展、国際茶文化交流会、国際登山大会など60件を超える文化・スポーツ・観光・ビジネス・健康に関する交流イベントが開催された。大連の国際的な魅力、都市の活力、発展の可能性が多角的に発信され、訪問者一人ひとりにこの都市の温かなもてなしが強く印象づけられた。7日間の期間中、大連市は延べ439万700人の観光客を受け入れ、観光による総収入は45億1900万元に達した。
アカシア祭りは世界各地の国際機関や企業を引き寄せ、バリューチェーンの拡張を続けながら、都市の祭典を真の発展機会へと昇華させている。
カザフスタン・アクモラ州のマラト・アフメトジャノフ州知事は、「アカシア祭りは異文化間の交流を深化させるだけでなく、新たな創造性や協働のためのイニシアティブを生み出す機会となることを確信している」と語った。
大連アカシア祭り閉幕式の模様(写真提供:大連市文化観光局)
アカシアを媒介に、大連は世界に向けてその開放的な精神と国際的な魅力を明確に打ち出している。中国北部における対外開放の重要な窓口として、大連は高度な開放をもって質の高い発展を推進してきた。今年の「国際オープンマンス」では、100件を超えるイベントが開催され、大連という都市のブランド価値を高めるとともに、「開放」という気質を都市の本質に深く刻み込む明確な象徴ともなった。
都市全体が連動して繰り広げる多彩な催しから、多文化が溶け合う豊かな交流まで、大連は開放と包容の姿勢をもって文化と観光の融合の新たな物語を綴り、訪れるすべての人々に忘れがたい「大連の記憶」を残している。
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