秦嶺の麓で、駐中国大使夫人たちを招いた周至文化交流イベントを開催

|ChinaNews|Published:2026-09-11 15:46:29

9月8日、トルクメニスタン、イエメン、セネガル、ラトビア、ベトナム、ウクライナなどの駐中国大使夫人が、陝西省西安市周至県を訪れ、生態・産業・文化、そして友情をテーマにした交流イベントに参加した。

周至県名物の茶色いパンダのぬいぐるみを手に、記念撮影する駐中国大使夫人たち

秦嶺四宝科学公園では、竹林でうたた寝をするジャイアントパンダ、水面を滑るように飛ぶトキ、枝の上でブランコのように揺れるキンシコウ、山の斜面に悠然と立つターキン――。これら「秦嶺四宝」がありのままの姿で、遠方から訪れた来園者たちを迎えた。

秦嶺国家植物園では、環境学習が見るだけの学びから探究型の学びへと発展してきた。遺伝資源の保全、標本展示、生息域外保全、科学普及・学習活動などを通じて、大使夫人たちは、この植物園が中国の植物多様性保護を支える重要な研究拠点であることへの理解を深めた。生態系の保全とは、自然を「囲い込む」ことではなく、あらゆる生命が持続的に生き続けられる可能性を残すこと――。こうした理念に、大使夫人たちは何度も頷いた。

秦嶺国家植物園を視察する駐中国大使夫人たち

秦嶺の麓に位置する周一村の「秦嶺北麓キウイフルーツ標準化栽培モデル拠点」では、果樹棚の下にたわわに実ったキウイフルーツが並んでいた。

周至県のキウイフルーツの栽培面積は43.2万ムーで、生果実の年間生産量は60万トン近くに達し、総生産額は100億元を超える。これにより、8.6万世帯、32万人の住民の所得向上がもたらされ、重点地域では1人当たりの年間所得が2.3万元を超えている。国家地理的表示産品にも指定されている周至県のキウイフルーツは、中国・EU地理的表示相互承認リストにも登録され、26カ国に輸出されている。今や、農村振興を支える「重要な鍵」となっている。

キウイフルーツの木に名札を取り付ける駐中国ベトナム大使夫人のホアン・ジャン(Hoang Giang)氏

周一村では、大使夫人たちがキウイフルーツの生果実やドライフルーツ、ジュース、果実酒など、さまざまな商品を味わいながら、栽培状況や産業の発展について理解を深めた。村長からは、1本の果樹が生み出す経済効果について話を聞いた。その後、果樹園に入り、自ら収穫を体験して豊作の喜びを味わうとともに、キウイフルーツの木のオーナーとなり、「友好の木」としてその木に銘板を取り付けた。

駐中国ベトナム大使夫人のホアン・ジャン(Hoang Giang)氏は、果実が熟した頃に家族とともに、この「秦嶺と周至から届く甘さ」を味わえることを楽しみにしていると述べた。

駐中国大使夫人による西安交流会・周至県プロモーションイベント

続いて開催された「2026年駐中国大使夫人西安交流会・周至県プロモーションイベント」では、秦嶺の良質な農産物や副産物、そして生態系を活かした文化観光資源が次々と紹介された。これは一方的なPRイベントではなく、双方向の交流の場となった。大使夫人たちは、試食や体験を楽しみながら、それぞれの国の農業の特色や文化の特徴について意見を交わした。キウイフルーツから果樹産業の生産基準まで、文化観光資源から観光客の相互誘致まで、その話題は多岐にわたった。県域レベルのプロモーションイベントでありながら、国際色豊かな交流の場となった。

周至水街を視察した駐中国大使夫人たち

夜が更けると、周至水街に明かりが灯った。活気あふれる路地では、関中地方の民俗文化が次々と披露された。屋台から立ち上る湯気、熟練した職人による見事な技、賑やかな没入型劇場――。大使夫人たちは、こうした人々の暮らしの息遣いの中から、関中地方ならではの生活文化を感じ取るとともに、周至県が進める文化と観光の融合を実感した。

豊かな自然資源と悠久の歴史を誇る周至県では、あらゆるものが美しく調和している。現在、周至県は「生態+文化+産業+対外開放」を融合した複合型拠点都市への転換を進めている。大使夫人たちの目を通して、この地の自然景観、産業、そして風土が改めて「見つめ直され」、周至の国際的な発信力も高まった。今回の交流は、今後の文化・観光、農業、グリーン経済など幅広い分野における協力に向け、新たな扉を開く機会となった。

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